外付け HDD フォーマット Win Mac 兼用 exFAT

外付けHDD をWinでもMacでも使えるように設定する

外付け HDD はフォーマット(初期化)しないと使えない。
フォーマット形式によって、外付けハードディスクは Mac と Win で兼用できない。
Windowsの「NTFSフォーマット」はOS Xでは読み取り専用でしか触れない。
Macの「HFS+ドライブはWindowsコンピュータでは読む込むこともできない。

両方のOSで管理したい時には 「exFAT」 が良い。

exFATは最近のMac(Leopardでは不可)、Windowsマシンの両方で読み込み・書き込みが可能なファイルシステム
Windowsでドライブをフォーマットする。mac(OS-X)ではクロスプラットフォームで使用できない。

手順

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Windows ボタン → コンピュータ
外付けHDD (下の方) を右クリックして、メニューから 「フォーマット」を選択
ファイルシステム欄で「exFAT」を選択
アロケーションユニットは触らない (任意好みで)
ボリュームラベル を任意の名前に編集
クイックフォーマット のチェックを外す
実行

容量が 200MB 〜 1GB しか認識されない。

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Windows ボタン → コンピュータを右クリック 「管理」をクリック
記憶域 > ディスクの管理 > フォーマットしたいHDD を 右クリック 「ボリュームの削除」
下の部分に 「未割り当て」 右クリック 「新しいシンプルボリューム」 クリック
ウィザードが立ち上がるので、指示にしたがう。

補足

アロケーションユニットサイズとは?

  • クラスタのサイズの事
  • クラスタ === ディスクを管理する際の基本の単位
  • 1クラスタ == 4KBでフォーマットされているディスクにわずか1バイトのファイルを保存しても、4KBが使われる。)
  • 残りの使われていない無駄領域を「クラスタギャップ」という
  • サイズを小さくする:クラスタギャップは少なくなるが、総クラスタ数が多くなって若干アクセスが遅くなる。
  • サイズを大きくする:比較的小さなサイズのファイルが多い時には、クラスタギャップが多くなる。
  • 書き込み速度の違いは、主にファイルの上書きで発生

まとめ 高くすると転送速度が早くなるけど、使用しない無駄な領域ができる。(クラスタギャップ) 低くすると転送速度は遅くなるけど、無駄な領域が減る。

注意 ※フォーマットするとハードディスク内のデータは削除される。 必要なデータは必ずバックアップしておくこと。 ※フォーマット後に容量が 200MB〜1GBしか認識されない場合は再度フォーマットをする。

まとめ リンク
exfat形式の説明など
http://www.lifehacker.jp/2012/07/120730exfatfile.html

Mac フォーマット方法
http://toneliko.com/561/

exfat 形式でファーマットする方法
http://jmatsuzaki.com/archives/11064

アロケーションのユニットサイズとは?
http://pcnomori.blog.fc2.com/blog-entry-82.html
http://okwave.jp/qa/q679423.html

アロケーションユニットサイズのベンチマーク (古い)
http://freesoft.tvbok.com/tips/hddssd_tips/exfat-usb.html